第8回
柔道医科学研究会
第8回 柔道医科学研究会
2021年11月27日(土)13:30〜
オンライン開催
『新型コロナ感染症と柔道』
■ ページ更新情報
■ 第8回 柔道医科学研究会 会長あいさつ
柔道医科学研究会は,これまで東京で開催されてきました.西日本からの参加者も増やしていきたいと,2020年に京都での開催を予定しておりましたが,新型コロナ感染症拡大により延期になってしまいました.現在,第5波が過ぎ去ったとはいえ未だ予断を許さぬ状況であり,webでの開催とさせていただきました.
コロナ禍で,様々な活動に制約がかかりましたが,全日本柔道連盟 医科学委員会は,むしろ活発に活動してきました.委員の大半は,第一線の医療機関に勤務して新型コロナウイルスに罹患した患者と対峙しており,そこで得た知識や経験を落とし込んで感染症対策に議論を重ねてきました.その内容は日常の稽古や試合で遵守すべき指針の策定から五輪を含む大会運営,強化選手の海外派遣の是非まで多岐に渡りました.web会議の利便性を享受して頭頚部外傷や締め技に潜む危険性などについても繰り返し討議されてきました.これらの内容について,本会でも議論ができればと考えております.
本会では,テーマを『新型コロナ感染症と柔道』として,シンポジウム,特別講演,会長講演を企画しました.特別講演は,感染症を御専門とされる医科学委員会特別委員の藤田直久先生にお願いしております.そのほか,頭部外傷,東京五輪での救護活動をはじめ,非常に興味深い演題が多数寄せられました.Webでの開催ですので,どこからでもご参加いただけます.本研究会が,参加される方々の今後の活動に活かされ,柔道の発展に少しでも寄与できればと願っています.
第8回会長 三上 靖夫
京都府立医科大学大学院 リハビリテーション医学 教授
■ 開催概要
会 場
オンライン開催(zoom) ※ 開催形式を一部変更しました
会 期
2021年11月27日(土)13:30〜18:00
会 長
三上 靖夫
(京都府立医科大学大学院 リハビリテーション医学 教授)
テーマ
新型コロナ感染症と柔道
参加費
無 料
こちらから登録していただくと,「オンライン講演会場」ページにアクセスできるようになります。
基調講演
予防活動で柔道選手の重症急性硬膜下血腫を減らすことができたか?
永廣信治(吉野川病院)
特別講演
COVID-19で学んだこと
藤田直久(京都府保健環境研究所)
会長講演
全日本柔道連盟の新型コロナ感染症対策
三上靖夫(京都府立医大学大学院リハビリテーション医学)
シンポジウム
『新型コロナ感染症と柔道』
一般口演
一般口演につきましても,zoom形式での発表となりました。